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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年01月25日

あの花の冬のカタチ

 こんばんわ

 12月初旬、フクロウの巣箱チェックをしましたが、その際に見つけた、「あの花の冬のカタチ」です。
 いつもフィールドでお世話になっているトシちゃんから教えていただきました。
 
 


 それは「ネジバナ」です。冬の姿はこんなふうになるんですね。

 夏のピンク色のネジバナの写真があれば良かったですね。

 それは今度のお楽しみで☆
   


Posted by やまからうみ at 21:53Comments(0)

2010年01月24日

☆野鳥を100年観察し続けます☆

 野鳥を100年観察し続けます!!

なんてっ、私は100年は生きられませんから他の人に100年後のことは引き継ぎます。

 今、環境省ではモニタリングサイト1000(通称「モニ1000」)という野生動植物等の調査を実施しています。
 今後100年間、日本国内の1000の調査サイトを中心に同じ項目と場所で繰り返し繰り返しモニタリングを地道に続けていき、その経年変化等を見ていきながら自然環境の保全に活用していくというものです。

 私は山形県内の野鳥モニタリングを担当しています。
 今年度は酒田市浜中の海浜地区、高坂ダムの森林地区、月山と天元台では山岳地区、河北町では最上川河岸、寒河江では里山とそれぞれいろいろな環境でのモニタリングとなりました。
 
 モニタリングは森林や草原の環境を記述し、植生の断面図などを作成する事から始まります。
 絵を描くことって大人になると少ないですよね。腕が試されますよ。まあ適度にしないとこれだけで時間が経過します。
 
 どんな環境があり、その環境を好む鳥類がどれだけいるのかを探っていきます。

 今年からはスポットセンサスという方法にチェンジし、調査ラインの決められたスポットに来ると立ち止まって10分間
鳥の鳴声や実際に目にする鳥をカウントしていくのです。
 
 ちょうどウォーキングと野鳥観察を組み合わせたような感じで楽しく、緑に中に抱かれながらの観察は最高ですよ。

 夏の調査は鳥たちのさえずりのオーケストラに囲まれていますから気持ちが良すぎて、もう一眠りできそうです。

 一転冬の調査は悲惨です。

 晴れれば最高なのでしょうが山形の冬にそれを期待してもなかなかどうしてそうもいきません。
 風は冷たく、いつの間にか雪が降り、車が通れたはずの夏の道は膝までの積雪があり、言い換えれば修行です。
 
 ですがこんな中でも野鳥は出迎えてくれますし、針葉樹からの落雪も迎えてくれます(笑)。
 
 また、雪の中にはいろいろな野生動物の足跡があり、それをたどれば、その夜どんな生活をしていたのかを垣間見ることができます。

 そんな脱線も楽しく楽しいじゃん「モニ1000」って感じです。
 
 自主的に鳥海山麓と八森自然公園でも実施していくことにしました。
 自分の生活している近隣の自然環境について定点モニタリングし続け、その経年変化を捉えることに何にも変えがたい説得力があるからです。

 楽しく楽しく ひとつひとつ 積み上げ積み上げですよ

 
  


Posted by やまからうみ at 01:44Comments(0)

2010年01月23日

☆出羽ノ鷹狩☆

 1月31日に 「出羽ノ鷹狩」 というDVDが発売される。

 山形の北部に伝承された鷹狩りという「生きざま」「伝統技術」をあますところなく紹介、そして世間に知らしめる作品である。
 撮影は月山の山麓等で行われた。
 
 クマタカと人間との極限での繋がり、厳しい冬季の鷹狩りと訓練。日本にこれだけの美しい狩猟があるのだろうか?

この伝統技術のルーツは?
伝統技術の行方は?

 この映画の製作は
 北海道札幌市の「エディエンス・フィールド・プロダクション(EFP : 001-0025札幌市北区北25条西18丁目1-15 TEL・FAX011-756-4333)」という自然映像・教育映像により普及啓発活動を行なっている会社のプロジェクトチームによるものである。
 
 頒布についてはEFPのホームページhttp://www.efp.jp/で行なう他、東北地方では山形県酒田市のイヌワシの森倶楽部(999-8231酒田市麓字荒町13-2 TEL・FAX0234-64-2932)でも頒布予定である。
 頒布予定価格は4500円(送料別)とのことである。

 1月31日が楽しみである。
 
 
  


Posted by やまからうみ at 01:45Comments(0)

2010年01月23日

おとなが勉強になる絵本

 大人が勉強になる絵本を紹介します。

 田舎が都会化していくストーリーの中、一軒だけ取り残されていく「おうち」の環境と感情を読者自身に置き換えて、思わず引き込まれる作品です。

 まずは図書館で借りて読んでみてくださいな。

  


Posted by やまからうみ at 00:57Comments(0)

2010年01月23日

2009年12月 鳥海山

 12月末 秋田にかほ市の山中から撮影した鳥海山です。

 雲が鳥のはばたきのようです。

  


Posted by やまからうみ at 00:48Comments(0)

2010年01月23日

鹿肉はおいしい

 家においしいお肉が贈り物として届きました。
 「鹿肉」です。ありがとうございます。
 
 鹿は国内でも増えすぎて、森林、山岳、里山等で様々な被害等が起き、報告されています。
 
 オオカミの絶滅や少雪や道路の整備、里山の開発等、鹿が増えすぎた原因を挙げればきりがなく、しかし、全て全て「人間が悪いのです」。

 つまり日本人の欲望によりコントロールできなくなってしまった野生動物の一つなのです。

 ではどうすべきか? いろいろ議論はあるでしょうが、獲って食べるのがいいでしょう。しかし、鹿猟は過酷な狩猟で大変な労働です。
 家に送ってくれたご夫婦も何キロも追跡し仕留めたといっていました。

 肉はものすごくおいしく、ヘルシーなお肉なのです。料理法もたくさんあり、手っ取り早いのがステーキやシチュー、カレー、煮込み鍋などです。

 ホントにおいしいんですよ。

 もっともっと流通に乗れば、日本の鹿も適正な数になるのだろうか?
 ぜひ、おいしく食べて野生生物と自然環境のバランスの維持のために貢献しましょう。
 
 また、撃ちすぎてってことにはならないように。

  


Posted by やまからうみ at 00:38Comments(0)

2010年01月23日

フクロウの巣箱チェック

 12月の記事です☆

 12月に入りすぐに私たちが取り組んでいるフクロウの巣箱かけ活動の一環である、恒例の繁殖前の巣箱チェックを行ないました。
 これは巣箱の傷みや風化具合、巣箱の中の餌の残骸などの内容物チェック等を行ないます。
 
 また、新たに今年度取り組んだ、射撃場の中から森の中に繁殖巣を移動させる作戦もうまく調整できました。

 2巣の繁殖がどうなるのかはこのブログでまた紹介いたします。
 
 としちゃん、つっちー お疲れ様☆ ありがど

 

 

 
  


Posted by やまからうみ at 00:17Comments(0)

2010年01月23日

スワロフスキー 双眼鏡 新作登場

 11月 スワロフスキーオプティックの双眼鏡「スワロビジョン」の新作発表会に招待されました。
 場所はオーストリア大使館です。
 
 日本ではアドウェーブが総代理店です。その塚本英夫さんのご紹介で楽しい時間となりました。
 当日はオーストリア大使館の商務参事官のエルンスト・ラーシャンさんとも、私が展開している活動のことやオーストリアの自然体験活動等のアクティビティのこと、環境保全活動等についてお話しました。

  


Posted by やまからうみ at 00:05Comments(0)

2010年01月22日

渡り鳥と鳥の道

 10月 秋田県内で渡り猛禽類の観察をしました。
 眺めの良い峠では鳥類の出現が多くても少なくても気分がいい。
 
 観察ではオオタカ、ハイタカ、ツミ、ノスリが観察されました。

 空と大地の間には普通では想像もつかない「鳥の道」があります。
 
 それは観察をしているものだけが垣間見ることのできる特権です。
 特権といっても皆さんも「見ればいいのです」。
 
 鳥の道と渡り鳥の観察 楽しいですよ☆

 
 
  


Posted by やまからうみ at 23:51Comments(0)

2010年01月22日

林業まつり 天童

 10月林業まつり(天童)にいってきました。

 切ったスギやその他の木材をどうするのか?

どうすれば森林を維持し、または木材を活用し、日本の森林と林業を良い流れをサイクルとして循環させていくのか?

 自然環境一辺からの考えではなく、森林資源と人間社会をつなげる役目を私たち一人ひとりが自覚し、言うだけではなく、行動しなければ、現代の日本の森林・自然環境は変わらないと思いませんか?

 そんな思いからこういったイベントにはヒントがあり参加するようにしている。

 子供から大人まで楽しめるイベントです。ぜひ来年は皆さんもどうぞ!!

  


Posted by やまからうみ at 23:39Comments(0)

2010年01月22日

イヌワシの森 ノウサギ調査

 前回に続きイヌワシの森の話です。

 イヌワシの森では、その森づくりでどんなに生き物に対して効果があったのかを検証しています。
 その一つの検証調査にノウサギ調査があります。
 
 間伐前、間伐後、その後、数年にわたり間伐したエリアとまったく間伐していないエリアとで調査を繰り返し、比較しながら経年変化を見ていきます。
 
 今回はその調査の一コマを写真で紹介いたします。
 ノウサギの糞と作業風景です



  


Posted by やまからうみ at 23:27Comments(0)

2010年01月22日

イヌワシの森 造成中 10月

 ☆しばらくぶりの更新で10月から振り返ります。

 10月の中旬、林野庁東北森林管理局の希少動植物種保護事業の一環で「イヌワシの森づくり」が実施されました。

 成長したスギ林を間伐し、残ったスギの成長を助けるとともに、開いたスペースでは広葉樹等の生育を促進させるエリアとします。
 
 また、開いたスペースは様々な生物が生活しやすいようにデザインしていくことで生物多様性の森を作っていくことに繋がります。

 さらにこのエリアの近隣ではイヌワシが生息していることで、この造成されたスペースを餌場として使ってもらいたいという希望からこの造成地を「イヌワシの森」と名づけています。
 
 今年度から山形大学が間伐地のノウサギの嗜好性や日射等を含めた植物の生育条件とその状況を研究しながら、このイヌワシの森のグランドデザインを考えていきます。
 私も手伝わせていただいています。

 では造成途中の写真を見てください。このぐらいのスペースが開くんだよという写真。2枚です。
 それと、スギを植林する以前は広葉樹林が広がり、炭焼きが盛んだったといえる炭焼き窯の跡の写真を1枚のせます。



  


Posted by やまからうみ at 23:13Comments(0)