2019年12月21日

海岸の飛砂防備林は人にも生き物にも「ゆりかご」

やまからうみです。

私は誰でしょう。
私のすみかは海岸の松林の中にあります。
私のお父さんやお母さんは松林のなかの畑や松林に守られている田んぼから小鳥やトカゲや蛇やカエル、そしてネズミや昆虫も捕まえてきて僕に食べさせてくれます。
杭や電柱から食べ物を探し・見つけ・ハンティングします。
松林の中や外側はありとあらゆる生き物であふれています。
生物多様性の小宇宙が広がっています。

松林の中にはいろいろな地形があり、マツだけでなくいろいろな樹木も生育しています。生き物の隠れ家や住処を提供してくれています。

松林は海岸からの砂が飛散してくるのを防ぐために先人がはじめ継続し根気よく植林し管理してきました。
そういう長い労苦やアイデアの歴史の中でいろいろな木々や草花や生き物が棲みつきました。

人と松林が長い付き合いだとすればその中に生きている生き物たちとも長い付き合いであり共存関係にある仲間です。

この松林は人の暮らしを守るだけでなく生き物も守っているのです。
だからとっても大切でこれからも大事にしなくちゃならない。

森の中に入ると「ゆりかご」だとわかります。見守られているのがわかります。
トレイルもありますから癒されたいときはどうぞ。
きっと皆さんにとって大事で大切なかけがえのない空間であることに気づくはずです。
守って残していきましょう。

私は「ノスリの雛」。
今は「たくさんいるから」とか「どこでもいるから」と少し馬鹿にされているところもあるけど「そのうちいなくなるよ」。

「お願い!!」
ノスリに餌を獲ってもらいやすいように田んぼや畑の四隅に杭を建ててください。ある程度高さのある棒っきれならなんでもいいです。

道路沿いの電柱や標識や柵の上に止まって狩りをするときにノスリと自動車との衝突事故が多発しています。
これを防ぎたいです!!

さらに昼間はノスリですが夜はフクロウの仲間たちがこの杭に止まって狩りをします。

農家の皆様!!何卒よろしくお願い致します!!

海岸の飛砂防備林は人にも生き物にも「ゆりかご」



Posted by やまからうみ at 22:55│Comments(0)
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