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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年10月17日

馬と牛の放牧がつくりだした景観

 こんばんは☆☆☆

 先週、岩手県に息子を連れて行ってきました。
カッパの見られる遠野市や北上高地の牧野を訪ねました。

 私の目的は北上高地の地形を見ること。
 そして、その要素にプラスして風や水系の様相を見ることでした。
 北上高地は周氷河地形が発達していて高地の連なりはモコモコと気持ちの良いどこまでもどこまでも続いていそうな地形が見られます。
 ただ、それは上から山並みを見るとです。
 横から見ると切り立った、急峻な崖地、岩塊の流れ、ボロボロな岩肌も観察できます。
 表土のない、地球の基盤がむき出しです。
 また、凍結破砕によって削られた痕跡なのかところどころに穴の開いた地形も見られます。
 これらの周氷河地形は本州では岩手県が最も観察に適している場所であると私は思います。

 息子の目的は牛と馬とニホンジカを見ることです。
 今回は全て達成することができました。

 私もこの周氷河作用と馬と牛の放牧によって作り出された草原の残る北上高地の様相がとても新鮮です。
 普段は日本海側に暮らしており、牧野はあるものの様相はまったく異なります。
 
 いろいろな自然環境やその風土に触れ、考えることは、すばらしいことで勉強になります。また、自分が知ったかぶりをしていたことについても反省させてくれます。

 答えは一つではなく、そして、いろいろな角度から切り出すもの。
 いろいろな意見も取り入れて、視野を広く保つこと。

 北上高地の大地は私の頭の中のアイデアを整理して、「温故知新」を考えることができる場所でした。

 息子はどうだったのでしょうか?
広い大地で馬の親子に会えて楽しかったのかな?

 一緒に行った後輩君は遠野市のジンギスカンをたらふく食べて、私と共に満足そうでした。運転ご苦労様でした。


 
 
 
  


Posted by やまからうみ at 01:49Comments(0)