2010年11月15日
ノネズミをめぐる争い
こんばんわ
先日、鳥海山で猛禽類の観察をしていたところ、2種類の猛禽類の生態を観察することができました。
鳥海山の麓に広がる台地の草原では今の時期、ハイイロチュウヒやケアシノスリが観察できます。
アジア大陸などの北方から越冬または通過するために日本に秋から冬にかけてやってきます。
どちらの種類もノネズミなどの小型哺乳類を餌としています。
鳥海山の草原や牧草地は積雪があるまでは絶好の狩場・一時的な滞在地となります。
しかし、当然、「利用するエリア」も「利用する時間帯」もほぼ一緒であり、争いが始まります。
同様にノネズミを餌とするノスリとフクロウの場合、夏場であれば「利用するエリア」は同じでも「利用する時間帯」が違うので争いが起きることはまずありません。
ただし冬季はフクロウもそしてその仲間のコミミズクも昼間でもノスリの利用域に入り込み争いが起きている場面も観察できます。
今回はハイイロチュウヒとケアシノスリの争いの様子を観察することができたので紹介いたします。
1枚目:左がハイイロチュウヒ・右がケアシノスリ
2枚目:上がハイイロチュウヒ・下で翻っているのがケアシノスリ

先日、鳥海山で猛禽類の観察をしていたところ、2種類の猛禽類の生態を観察することができました。
鳥海山の麓に広がる台地の草原では今の時期、ハイイロチュウヒやケアシノスリが観察できます。
アジア大陸などの北方から越冬または通過するために日本に秋から冬にかけてやってきます。
どちらの種類もノネズミなどの小型哺乳類を餌としています。
鳥海山の草原や牧草地は積雪があるまでは絶好の狩場・一時的な滞在地となります。
しかし、当然、「利用するエリア」も「利用する時間帯」もほぼ一緒であり、争いが始まります。
同様にノネズミを餌とするノスリとフクロウの場合、夏場であれば「利用するエリア」は同じでも「利用する時間帯」が違うので争いが起きることはまずありません。
ただし冬季はフクロウもそしてその仲間のコミミズクも昼間でもノスリの利用域に入り込み争いが起きている場面も観察できます。
今回はハイイロチュウヒとケアシノスリの争いの様子を観察することができたので紹介いたします。
1枚目:左がハイイロチュウヒ・右がケアシノスリ
2枚目:上がハイイロチュウヒ・下で翻っているのがケアシノスリ
Posted by やまからうみ at
01:42
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