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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2010年03月20日

/[ovo]\ フクロウの巣箱 頒布してます

 ピロリンさんからも問い合わせがありましたがフクロウの 巣箱については1個9800円で製作頒布しています。送料は別途料金がかかります。
 
 巣箱自体の劣化はほとんどありません。
 頑丈で軽いです。金属製ではございません。
 材質等は下記までお問い合わせください。
 
 巣箱周囲の杉皮等は毎年劣化しますので購入者の方で取り替えてもらうか、もしくは送付いただき、4800円でメンテナンスを含め、新たに杉皮を張り巡らせるなどリフォームいたします。送料はご負担ください。
 
 お問い合わせ先はイヌワシの森倶楽部 高橋まで(〒999-8231山形県酒田市麓字荒町13-2 0234-64-2932)、お願いいたします。
 製作には1~3個で1週間から2週間の期日をいただきます。
余裕を持ってお問い合わせの上ご購入申し込みください。

  


Posted by やまからうみ at 00:33Comments(0)

2010年03月19日

この街を見守るオオタカ 繁殖始まる /-oVo-\

 朝5時家を出る。まだ、真っ暗だ。車には霜が降りている。パンとポカリとバナナと双眼鏡を車に積む。なかなか窓の霜が取れない。あまりアイドリングしていると近所にも環境にも迷惑だが、仕方がない。
 
 私にはやることがある。
 
 やっと車でスタートし、目的地の公園の車止めに車を置く、じっくり一人だけの時間を作るために他の車の進入は避けたいからだ。
 
 車から降りて双眼鏡をホルスターにセットする。まだ薄暗い。双眼鏡は薄暗くても見えるものを使っている。高い双眼鏡だが、こういうときに使うから意味がある。

 歩くスピードはゆっくり足音も声も出さない。
 道路には雪がうっすらと残る。
 坂を上がるたびにフクロウ、ホオジロ、ミソサザイ、カラ類と夜と朝の鳥たちの声が聞こえる。
 
 夜と朝の狭間、この時間でなくては意味がないことを求めて坂を上がる。
 
 目的地に着く。
 
 彼等も起きだした。2羽での合唱、オスの独唱、メスはそれに応える。
 「はじまったなぁ」わくわくしてくる。胸の鼓動が高鳴るのがわかる。笑顔になるが声は出さない。
 
 角度を変えて聴いてみよう。
坂を上がりきる。上がりきったところで聴いてみる。
 
 「けぇけぇけぇけぇけぇけぇけぇ、ふぇふぇふぇ」2羽での鳴き交わし。

 オオタカのオスメスの鳴き交わしである。
 
 この時期、この時間帯でしか聴くことはできない。

 夜が明けてしまうとオオタカから私の存在がわかってしまうしオスは朝一の餌狩りに行ってしまう。
 どんなに暗くても鳴き交わしを聴くときは「木に化ける」
様にしている。

 この時期はオオタカにとっても大切な時期だ。邪魔されたくないはずだ。
 
 5時35分夜が明けた。鳴き交わしは営巣林で続けられる。
 5時40分オスがアカマツの樹頂で林内部のメスと鳴き交わす。
 5時45分オスは朝の狩りのため、飛び立った。
 メスはベッキングコールを続ける。
 
 朝一の鳴き交わしは終わった。
 
 この鳴き交わしにこだわる。
 この鳴き交わしが聴きたくて、この場所のオオタカのことがもっと知りたくて、このオオタカを守りたくて、大切にしたいから。
 誰にも邪魔されないこの時間。この大切な時間はもう来ない。明日ではなく、今日、この瞬間。もう帰ってこない。
 
 このオオタカの棲む森のことを知りたい。寝ている暇はないですよ。
 
 他のどんな大切な用事や仕事があってもそれは理由ではないんです。早起きなんてできますよ。
 できないなんて怠けているだけですよ。
 
 知りたいから、そして大切だから行動するんです。
 そうしなければいくらどんなに時間が経過しようともわかりませんよ。
 いくら大切だ大切だと言っても説得力はありませんよ。
 
 ただし、今は産卵の約35日から40日前でオオタカにとっては大切な時期です。くれぐれも度が過ぎることや人間的な行動はさけながら観察しています。
 そう、心がけています。
 
 自然体で大切に思う気持ちを恒に頭と心に抱きながら観察しましょ。

 繁殖は順調、鳴き交わしの位置から繁殖地もほぼ変わらないと思われます。
 これからしばらくは大切な時期、皆様方騒がずにお願いいたします。

 「やまからうみ」と「ここのオオタカの雛」からのお願いです。


  


Posted by やまからうみ at 07:09Comments(0)

2010年03月16日

>○v○< 我が町のフクロウ産卵☆4卵☆

こんばんわ

 いつもより(と言っても約5年の平均ですが)10日早く、巣箱にビデオを仕掛けたフクロウの産卵が確認されました。
 卵の数は4つでした。
 確認は3月12日ですから13日にはもう1卵増えているかもしれません。
 秋の巣箱の仕掛け方と掃除が良かったのでしょうか?
仕掛けた2人も喜んでいるでしょうね。
 カメラのセット、位置調整は私がやりましたが、まあまあかなって程度です。
 さあ、いっぱいネズミ獲れよー!!

隣町の射撃場の巣箱のフクロウは、巣箱の中でぱちぱちぱちぱちと威嚇のくちばし音が聞こえました。
 ビデオは巣箱の中ではなく、出入りの確認となるため、中は見られませんが順調に巣箱を使っているようでした。
 こっちも無事繁殖シーズンの4月と5月を乗り切ってほしいと思っています。
 
 我が町のフクロウの巣箱内の様子

 
 
 
  


Posted by やまからうみ at 01:47Comments(1)

2010年03月16日

トウホクサンショウウオさん ごめんね!!

こんばんわ☆

 3月も半ばとなりました。
 最近ここ何年かの傾向どおりの暖冬で生物季節にも変化が現れているのでしょうか?
 先日の観察会ではトウホクサンショウウオが産卵しているのが観察されました。

 参加者もスタッフも出会えた感激と同時に驚きの声が出ました。
 八森自然公園の中での観察で、ここ数年間では2月末での産卵は確認されていませんでした。
 
 早いなーと同時に動植物たちは地球の変化に正直で、人間が出遅れているだけなのだともつくづく感じました。
 
 ダメ人間はいないけど、地球から見れば人間がダメなのだとつくづく実感できる瞬間です。

 2月、3月にこんなにあったかいと楽でいいなぁと人は思います。人はのんびりしてますからね。
 
 私たちの次に社会を盛り上げていかなくてはいけない息子たちの世代へは申し訳ないことをしているのだなと、この裕福な時代を生きている実感です。
 
 地球をだめにして難しい宿題を背負わせます。
 何とか解決してね。そのときはジジイになっていますが少しは手伝いますからね。

 今は新潟や東北地方で極普通に観察することができる種類のトウホクサンショウウオですが、私がジジイになるころには見られなくなっているかもね。

 
  


Posted by やまからうみ at 01:30Comments(0)

2010年03月02日

☆観察会 楽しく展開 楽しく一句でできました☆

 観察会楽しく展開できましたー☆

 参加者者の皆様ありがとうございました☆

 そしてスタッフの皆様ありがとうございました☆

 少し寒かったですが大人は大人なりに子供は子供なりに楽しく自然を学び体験できたのではないかと思います。

 「自然環境のこと」、「動植物のこと」、「遺跡等の歴史」、「体力勝負の六所神社の階段」、そして子供たちは「自然素材のクラフト」、最後はみんなで「ここで一句」と文学的に終了するアクティビティーを展開できました。

 お昼には北海道とテレビ電話中継で今の礼文島の最前線の自然環境を伝えてもらいました。
 
 日本列島を感じる自然観察会になったかなと思います。
 
 NPO北海道礼文自然情報センターの村上賢治さん、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

 そして、共催のみどりの玉手箱調査会の皆様ありがとうございました。
 
 新年度も楽しい観察会を企画しますよー☆☆☆
 よろしくお願いしマース☆☆☆




  


Posted by やまからうみ at 22:05Comments(0)